世にも奇妙な物語「ズンドコベロンチョ」


ズンドコベロンチョ

ズンドコベロンチョ
出演:草刈正雄、田山涼成、丸岡奨詞
(脚本:北川悦吏子/演出:金澤克次)

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世にも奇妙な物語「ズンドコベロンチョ」

【あらすじ・レビュー】
ズンドコベロンチョは、1991年4月18日にテレビドラマ『世にも奇妙な物語』内で放送されたストーリー。第94作目。同回の作品に『愛車物語』『ライバル』がある。
ストーリーテラーであるタモリが最も好きな作品でもあり、2009年4月6日に放送された『SMAP PRESENTS ドラマの裏の本当のドラマ』内でも、その様にコメントしている。
脚本は北川悦吏子。過去にも番組の脚本をいくつか担当していたが、この作品をきっかけに注目されるようになる。
当時、放送終了後に「ズンドコベロンチョ」に関する問い合わせがフジテレビに殺到した(北川本人によると約650件)。
三谷幸喜脚本のドラマにおける「赤い洗面器の男」の話や富士ゼロックスの「Apeos」のCMに似た手法が取られている。



【内容】
主人公は、優秀なエリートサラリーマンの三上(草刈正雄)。主に仕事の場を中心に自分の知識の広さ・深さを披露し、日々、難解な言葉を頻繁に駆使・活用して周りから畏怖・尊敬されていた。ある日、身の回りで「ズンドコベロンチョ」なる言葉を耳にする。その言葉は知っていて当然だと語っているため、部下から急に話を振られた三上はつい知ったかぶりをする。その後すぐにどういうものなのか調べようとするが、全く意味を知ることができない。
気が付くと、「ズンドコベロンチョ」は流行の中心となっていて、常に周囲の会話の中に「ズンドコベロンチョが…」「やっぱズンベロだよ…」と出てくる程。三上は度々その会話に聞き耳を立てるものの、その内容を得るには至らない。当然三上も周囲の人間に話を振られるが、今更聞くに聞けない状況になってしまい、適当に相槌を打つしかない。
意味を推測してもことごとく外れる上、周囲や家族のズンドコベロンチョに関する会話の内容に共通性が無く、三上をますます混乱させる。また、度々核心に迫るチャンスがありながら、それを逃し続ける。
どう画策してもその言葉の意味を知ることが出来ず、半ば錯乱状態になってしまう。そんな三上を尻目に、ついに会社でも「ズンドコベロンチョ・プロジェクト」が発動。しかも自分がその責任者に大抜擢されてしまう。進退窮まった三上は、ついに半泣きで皆に「教えて…、ズンドコベロンチョって、何?」と尋ねる。そんな彼に、周囲は驚愕と失望の声を一斉に上げるのだった。


【レビュー】
この作品は管理人が最も印象に残っている作品の一つです。。
草刈正雄さんがいい演技をしていましたね!!
タモさんが最も好きな作品というのも頷けます。
結局最後までズンドコベロンチョの意味はわからず、管理人もずっと気になっているんですが・・・
誰か知っていたら教えて下さいm(_ _)m