世にも奇妙な物語「自分を信じた男」


自分を信じた男

世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春
~人気マンガ家競演編~


自分を信じた男

自分を信じた男
原作:石川雅之「自分を信じた男2」
脚本:ふじきみつ彦
演出:城宝秀則
出演:稲垣吾郎、手塚とおる

【動画】



【あらすじ】

生まれて以来、存在感がまったくなく誰からも忘れられがちな会社員、薄井次郎(稲垣吾郎)。
ある日、薄井がファミリーレストランで席につくと、既に正面にある男が座っていた。薄井は正面の男、影山(手塚とおる)の存在に気付かず空席と思って座ってしまったのだ。
ひどいときにはウォシュレットも反応しないなど、お互いの存在感のなさを語り合い共感、意気投合した二人。
影山は、生きた証を得るために、透明人間といってもおかしくないほどの存在感のなさを利用して大胆な行動をしようと、薄井にもちかける。なんと二人で銀行強盗をしようというのだ。
二人は街に繰り出して、卒業式の記念写真に写り込んでみたりバッティングセンターで人知れずケージに入ってみたりと存在感のなさを試してみるが、やはり一切気付かれない。
最初は腰が引けていた薄井も、自分たちが気付かれないことを確信し、影山の誘いに乗り銀行強盗をすることを決意する。銀行に向かった二人は早速金をかばんに詰め込んでいくが…。
二人が全く予想だにしなかった結末とは。




【レビュー】
ベタな内容ですが、いかにも世にも奇妙ならしい作品でした!!
薄井さんの影の薄さが、吾郎ちゃんのイメージにもなんだかぴったりとマッチしていて終始楽しく観ることができました。

銀行強盗のシーンはどうやってバレるのかとドキドキハラハラしましたが、、、やっぱり自動ドアが反応しないwww
個人的にはここで終わっても良かったように思います。
10年後の刑務所シーンは、「すぐに脱獄できるんじゃない??」ってことでモヤモヤしてしまいましたが、一家団欒でほのぼの観るには良い作品かと思います。。